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お盆だからこそ、家族の将来を話し合う機会に
お盆は、普段なかなか顔を合わせられないご家族が集まる貴重な時期です。
近況を語り合うだけでなく、将来避けて通れない大切な話題について、落ち着いて向き合える絶好のタイミングでもあります。
しかし——「親の介護」や「相続」「不動産の処分」といったテーマは、子供の立場からは切り出しにくく、つい先送りされがちです。
そこで今回は、代表的な4つのテーマについて、親に自然に切り出すための声掛け例と、その後どう行動すればよいかのポイントをご紹介します。
1. 親の介護をどのように支えていくのか
介護の話題は「まだ元気なのに…」と身構えられることがあります。
切り出し方の例
「最近、〇〇さん(親戚や近所の方)が介護で大変って聞いたんだけど、もし将来そうなったら、どんなふうに支えてほしい?」
「もし入院や介護が必要になったら、どんな場所で過ごしたいか考えたことある?」
話を聞いた後、「じゃあ今日はこの話だけで終わり」ではなく、介護保険や任意後見契約など、事前に備えられる制度について一緒に調べ、具体的に整理してみると、方法や方向性が明らかになり、対策のための行動を起こしやすくなります。
2. 将来、相続が発生したときに何を優先すべきか
相続の話は「お金の話」と思われやすく、感情的になりやすいテーマです。
切り出し方の例
「もし相続が起きたとき、家族で揉めないために、一番大事にしたいことって何だろう?」
「形見や思い出の品をどう分けるかって、事前に決めておいた方が安心じゃない?」
方向性が見えたら、そのままにせず、「じゃあ具体的にどう準備するか」を、当人同士だけで話し合いが難しい場合は、無料相談等を活用して形にしていくことが大切です。
公正証書遺言などの制度の詳細や遺産分割協議時のトラブル事例など、経験豊富な専門家による情報提供を得ることで具体的な解決方法など、紛争防止などの糸口を見つけることが出来ます。
3. 空き家や古い不動産をどう扱うのか
不動産は、放置すれば固定資産税や管理の負担、また売却のタイミングを失うことなどがあります。
切り出し方の例
「この家や土地、将来誰も住まなくなったらどうする?」
「空き家になると税金もかかるし、管理も大変だよね。売るとか貸すとか考えてる?」
話だけで終わらせず、不動産の相続実務等の経験も豊富な専門機関である弊所でのアドバイスや意見を参考にすると、判断がしやすくなります。
4. 誰がどの財産を引き継ぐのか
最もデリケートで、先送りすると大きな争いになりやすいテーマです。
切り出し方の例
「将来、〇〇(特定の財産)を誰に託すか、もう考えてる?」
「希望があるなら書き残してくれた方が、私たちも安心だし、家族で揉めずに済むよね」
方向性が少しでも見えたら、その流れで当オフィスに相談してみてください。
遺言書の作成支援や、法的に有効な形で残す方法をお伝えできます。
お盆は、こうした話を自然に始められる貴重な機会です。
そして、今日の会話を「話して終わり」にせず、専門家の助けを借りて次のステップへ進めることが、将来の後悔や負担を防ぐ最も確実な方法です。
弊所の無料相談は、その第一歩を安心して踏み出すための場としてご活用いただけます。
話しにくい話題こそ、「第三者」が入る意味があります
相続の準備といえば「遺言書」と思い浮かべる方は多いものの、それ以前の段階——つまり、家族で相続の話題をきちんと話し合える環境を整えることが、実は最も重要で、かつ難しい部分です。
ご家族だけでは難しい相続の話題も、第三者である専門家が同席することで、落ち着いた話し合いが可能になります。
当オフィスでは、ご家族の立場やお気持ちに配慮しながら、「話し合いの場づくり」を丁寧にサポートしています。
また、公正証書遺言や任意後見契約等の書類作成支援をはじめ、不動産の売買・空き家や古屋の解体・不用品処分・遺品整理・名義変更など、相続に伴う実務を一括で対応。
法律と現場の両面から、ワンストップでご家族の将来を支えます。
「まだ早いかな」「家族にどう切り出せばいいかわからない」「どこに相談したらいいのかわからなかった」という声を私たちはたくさん聞いてきました。
だからこそ、その一歩を一緒に踏み出すための伴走者として、私たちがお役に立てればと思っています。
収拾のつかない紛争となってしまう前に、、、
無料相談から承っております。当オフィスまで、どうぞお気軽にご連絡ください。